独立した理由

本日は、そのうちウェブサイトに載せようと思って書き留めていた文章を載せてみようと思います。


●独立の理由

私、阿部は、2つ前に勤務していた会社「アジアンドラッグ」にてナベシャツに出会い、2004年8月に千葉県の船橋に設立された有限会社FINEBLUE(以下ファインブルー)では設立当時から2010年4月30日まで、ナベシャツの開発・研究・販売と、FTMの方のために頑張ってまいりました。
ファインブルー在籍期間には、販売を通して数多くのFTMの方と出会い、FTM関連雑誌-likeでもオフ会に参加、GIDmediaでもお世話になり、本当に数多くのFTMの方とお話させていただき、すばらしい出会いを頂きました。
また、タイでの性転換手術アテンドの業務にも関わることになり、私も実際にタイへ行き、ヤンヒー病院をはじめとする有名病院にも行き、アテンドも経験しました。
私自身は、いわゆるノンケで、FTMではないのですが、数々のGIDの方と出会うことで、色々と理解したこと、共感したこともあり、FTMの方のために働くことに誇りさえ持っておりました。

そんな中で、私が独立した理由は、「自分の理想とするナベシャツを作ってみたい」という思いからです。

ファインブルーでは、現在も尾崎のトランスシャツシリーズを販売しています。
決してこの商品が悪い商品というようには思っていませんし、これからも販売し続けていって欲しいナベシャツです。

この商品は特許取得商品であり、カラーもサイズも豊富と他社には無い魅力がある商品です。
実際に人気もあり、感謝の言葉を頂くたびに心躍る気持ちを感じておりました。
私もこの商品の開発から販売に至るまで携わっていたので、決して忘れることのできない商品です。
でも、特許をとってもやっぱり長所も短所もあり、さらにもっとこうなれば良いということもだんだんと感じてきます。
特許というのは、優れているから取れるものではなく、今までに誰も発明していない(発表されていない)ものという意味です。
特許を取得したことによって、ある意味で特許というものに縛られ、改良するにしても特許構造を使用しないといけないという考え方に私は陥っていました。

そんな状態がしばらく続き、ある考えが私の中で生まれました。

「新しいものを作るなら、一度全てを捨てて1からやってみればいいんだ」

会社の一員である以上、全て自分の意見を押し通すのは難しいことです。
また、会社では開発も複数の人間で構成されているので、いろんな案が出やすい反面、うまく考えがまとまらない欠点もあります。

もちろん、ファインブルーでもマスキュリンは開発できていたかもしれません。
それでも独立したのは、一度自分だけで考えた商品を作り出してみたかった、そして、自分が考えたものがどれだけ受け入れてもらえるか確かめたいと考えるようになったからです。

良い商品を開発し、お客様に満足して頂いた喜びの声を聞いたときに「自分は人のためになる仕事ができた」と嬉しく思う気持ちをいつまでも感じていたい、そんな気持ちから、自分でやってみようと思い立ちました。

そして、断腸の思いで辞表を提出し独立、グロースシステムズを設立しました。

グロースシステムズでは、「お客様の幸せが無ければ、私たちの幸せも無い」という理念を掲げました。
グロースは発展を意味する英語。
私たちが発展するには、お客様も発展していけるような商品を開発しなくてはいけないという思いで、独立後は開発に臨みました。

そして1ヶ月以上かけて完成したナベシャツが、マスキュリン。
私のナベシャツに対する思い、そしてなにより、着ていただけるFTMの方が喜んでいただけることを一番に考えて開発した、第1号の商品がマスキュリンです。

このマスキュリンを販売するお店の名前は、あえてグロースシステムズとしないで、「フラットリバイス」としました。
これは、ナベシャツ最大の命題【胸を平らにする】ということを実現した商品のみ販売したいという思いで、「平らに補正する」という意味からこの名前にしました。

そして今、独立して一番に心がけていることは、「親切な対応」と「短納期」です。
良い商品、心地よい対応、早く手に入るという事を実現し、安心してお買い求め頂くことができるお店を目指して、現在頑張っております。
できるだけ多くのお客様に喜んでいただけるよう頑張りますので、ぜひ応援よろしくお願いいたします。

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