ナベシャツは毎日のように着用される方がほとんどだと思います。
女性の方でコスプレの男装用や、スポーツをする際に着用される方は週に数回~月に数回程度しか着用されない方もいらっしゃると思いますが、FTMの方であれば、ほぼ毎日のように着用されると思います。
今回はナベシャツの寿命について考えてみたいと思います。
絶対的な寿命について
フラットリバイスのナベシャツは、着用を全くされていない状態でも、ある程度の寿命があります。
これは、生地自体の寿命です。
では、なぜ寿命がくるのかというと、使用している生地に「ポリウレタン」を含む生地を使用しているからです。
この「ポリウレタン」は、パワーネットの構成生地です。
パワーネット以外でも、スパンデックスと言われる生地ではポリウレタンが含まれていることが多いです。
ナベシャツ以外の衣類では、水着や下着など、広く使われています。
ポリウレタンの性質は、抗張力や耐摩耗性、耐油性に優れてるのですが、欠点があり加水分解してしまうところです。
加水分解は、ポリウレタンが水分と結合し劣化してしまうことですが、実際にこの状態になるとちょっと着ただけでも生地内部でプチプチと切れてしまい、伸縮力が極端に低下します。
全く使用しない状態でも水分や湿気があれば加水分解が起こってしまいます。
では、実際の寿命は、当店での感覚ですが、パワーネットの場合、着用しない状態で、日本の一般的な温湿度であれば、2~3年程度だと思います。
ナベシャツの着用を伴う寿命について
先ほど生地自体の寿命について言及しましたが、もちろん使用と共に劣化が進むので、着れば着るほど早く寿命が来ます。
これは衣類全般に言えることではありますが、ナベシャツの場合、普通の衣類よりも過酷な使われ方になるため、寿命は短くなります。
ナベシャツは、基本的にすごく伸ばして着ているような状態になるものが多いです。
伸縮しないタイプでも、生地には胸をつぶしている力と同じだけ負荷がかかっています。
ですので、生地が裂けなくとも使用と共に、締め付け力が低下します。
パワーネットと一概に言っても、色々な種類があるため、ものによっては2~3回の着用でかなり締め付け力が減る生地もあります。
マスキュリンシリーズは、ほとんど締め付けないので、締め付け力の劣化はゆるやかです。
毎日着ても2年程度であれば締め付け力はあまり衰えません。(表面の生地の劣化は考えない場合)パワーネット系のナベシャツ(フラットリバイスならメッシュ製ナベシャツ)は着用している状態で生地が伸びているため、劣化は早めです。
当店では約500回の着脱を1つの区切りと考えています。
それに、洗濯等での劣化を考えての寿命は、実際の使用で約1年です。
実際、メッシュ製ナベシャツは毎年同じ時期にご購入されるお客様もいらっしゃいますし、マスキュリンシリーズは2~3年に1度の方もいらっしゃいます。
その点を考慮すると、フラットリバイスのナベシャツの場合、以下が耐用年数です。
- マスキュリンシリーズ:約2年
- メッシュ製ナベシャツ:約1年
寿命から考えるおすすめのナベシャツ
フラットリバイスのナベシャツで寿命という観点からおすすめするナベシャツは「マスキュリンシリーズ」です。
大事に着て頂ければ2年程度持ちますので、体型の変化がなければ1年あたりの価格はメッシュ製ナベシャツ以下です。
また、1年程度しか持たないナベシャツに比べると、購入時の価格はマスキュリンのほうが高くても、使用している時の満足度や、コストパフォーマンスはマスキュリンシリーズの方が上だと思います。
ですので、長持ちするナベシャツをお探しの方には「マスキュリンシリーズ」をお奨めします!
フラットリバイスのナベシャツラインナップ
マスキュリンシリーズ
メッシュ製ナベシャツ
- メッシュ製ナベシャツ ショート
- メッシュ製ナベシャツ ロング
メッシュ製ナベシャツの商品一覧はこちら
http://flatrevise.jp/?mode=cate&csid=0&cbid=915487
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